Project # 1720:
無菌製剤施設建設プロジェクト

プロジェクト概要

業務種別 エンジニアリング・サービス
施設タイプ 無菌医薬品製造施設(製剤施設)
建設地 関西地区
プロジェクト総費用 中規模(10億円~50億円)
業務期間 2016年2月~2018年6月完了予定(28カ月)
業務範囲 基本計画、基本設計、施工会社・機器ベンダー選定支援、
実施・詳細設計監理、施工監理、バリデーション計画・実施支援

当社が提供した業務の詳細

無菌医薬製造施設の建設計画に対して、計画初期段階から参画し、本プロジェクトの最初フェーズとして基本計画を実施しました。 本フェーズでは、顧客と緊密に連携の上、プロジェクトのコンセプトや基本要件を取り纏め、これらを基本計画書として取り纏めると共に、プロジェクト・マスタースケジュールの立案、並びに顧客予算用として、プロジェクト総費用の概算金額を算出を行いました。

基本計画完了後、継続して本プロジェクトの2番目のフェーズである基本設計を実施しました。 基本計画書で定めたプロジェクトのコンセプトや基本要件を、製造施設の構築のための具体的な仕様や図面に展開し、これらを基本設計図書として取り纏めました。 基本設計図書は、詳細設計以降の業務を、施工者にて一括で遂行可能なレベルの詳細さを有する設計図書です。 顧客とは、毎週開催される基本設計定例会議により、要求事項が正しく設計図書に反映されていることを確認すると共に、設計内容の共有化を図りました。
また、顧客の視点に立ち、ユーザ要求仕様書(URS)の作成、バリデーション全体計画の立案、各種リスクアセスメント等を実施しました。

基本設計完了時には、当社が作成した各種基本設計図書を機能的な設計図書パッケージとして顧客に提出すると共に、詳細設計以降を一括で請け負う施工会社の選定に必要な調達関連図書を作成の上、施工者選定のための引合説明会の開催、各施工会社から提出されたプロポーザル及び見積書の評価を行いました。 

施工会社発注後は、基本設計までに定めた、設計コンセプトや要求事項が、詳細設計に正しく反映されていることを確認するため、基本設計者として設計監理業務を実施しました。 本フェーズでは、施工者が主催する詳細設計会議に出席し、詳細設計遂行中に発生する様々な課題や問題点に対する助言を行うとともに、施工会社や機器ベンダーが提出する設計図書やバリデーション関連図書のレビューを実施し、必要な是正措置を講じました。

現在遂行中の施工フェーズにおいては、建設現場での重要な会議への出席、主要施工図のレビュー、機器ベンダー仕様書及び図面のレビュー、また必要に応じて、主要機器ベンダーの工場立会検査、現地施工状況の確認、バリデーション実施段階での支援業務等を引き続き実施しています。 また、施工設計及び建設が進む中で発生する大小の問題に対して、的確なソリューションをタイムリーに提供することにより、プロジェクトの円滑な遂行と品質の維持に貢献しています。

Project # 1712:
滅菌医療機器製造施設新設計画

プロジェクト概要

業務種別 エンジニアリング・サービス
施設タイプ 滅菌医療機器製造施設
建設地 未定
プロジェクト総費用 量産設備:中規模(10億円~50億円)
業務期間 2014年12月~2015年3月(4カ月)
2017年3月~4月(2カ月)
2017年7月~継続中
業務範囲 プロジェクト要件整理・課題抽出~基本計画

当社が提供した業務の詳細

滅菌医療機器の試作設備及び量産設備を対象に、エンジニアリング・サービスを提供しました。 医療機器は、製品そのものが多種多様であると当時に、製造プロセスも極めて多様で、更には特殊な原料や資材を用いる製品も多くあります。 このため、医療機器においては、規制要件やガイドライン等で、製造施設のエンジニアリングに適用できる規範が多くはありません。

このような状況を踏まえ、当社は医療機器メーカである顧客に対し、医薬品をベースとした品質リスクマネジメントを応用した取り組みを提案しています。 製品の重要品質特性(CQA)を明確化し、更にCQAに影響を与えうる重要工程パラメータ(CPP)を特定した上で、これらに基づきユーザ要求仕様書(URS)を構築するアプローチです。 当社は、滅菌医療機器に対して、製品の特徴及びその製造プロセスを十分に理解した上で、顧客とともに課題の抽出や解決を含む、URS作成の準備段階から支援業務を提供しました。 

また、基本計画フェーズにおいては、CQA及びCPPを考慮した要求事項を設備仕様に展開し、製造プロセスに応じたグローバルなスタンダードを適切に設計根拠として取り込みながら、設計規範(GEP:Good Engineering Practice)の手法を活用し、施設の設計仕様を取り纏めました。 滅菌医療機器の製造施設に対しては、当社が得意とする製造環境管理や微生物制御、及び製品の無菌性保証に関する知見は、極めて有効であると考えています。

本プロジェクトは今後も継続されますので、顧客から信頼されるパートナーとして、より高度なサービスを提供してまいります。

Project # 1704:
バイオ原薬実験・製造における高活性物質取扱い指針作成

プロジェクト概要

業務種別 コンサルティング・サービス
施設タイプ バイオ原薬製造施設
業務期間 2017年

当社が提供した業務の詳細

バイオ原薬の開発及び製造現場においても、高活性の化合物を取り扱う機会が増えています。欧米では古くから高活性化合物の取扱に関する規制や標準が整備され、遵守されてきましたが、その多くが比較的大量の粉末や固形物を扱うことを前提としたものでした。

当社は、顧客と共同で、バイオ原薬に関する実験や製造の個々の操作特性を細かく分析することにより、取扱物質の物理化学的特性、取扱量等、並びにバイオ原薬実験・製造の操作特性を明らかにし、実践的な高活性物質取扱い指針を作成しました。

Project # 1701:
シングルユースシステムのE&Lリスクアセスメント

プロジェクト概要

業務種別 コンサルティング・サービス
施設タイプ バイオ原薬製造施設/ワクチン原薬製造施設
業務期間 2015年~2017年(継続)

当社が提供した業務の詳細

シングルユース技術は、比較的歴史が浅く、医薬品業界における使用実績が十分でない部分がある一方で、製品開発のスピードが速く、新しいカテゴリーの製品や、既存と全く方式の異なる製品が次々に開発されています。 そのような背景の下、技術の進歩と普及に向けてグローバルスタンダード化が進展いますが、中でもシングルユースシステムからの浸出物Leachablesの品質への影響は、最大の関心事の一つとなっています。

当社は、シングルユースシステムの抽出物、浸出物(E&L: Extractables and Leachables)に関するリスクアセスメントに関して、BPSA、BPOG等のグローバル指針に基づき、システマティックな手法により、科学的にリスクを評価する手法を提案すると共に、アセスメントの実務に関しましても共同で実施しました。
また、サプライヤーからの情報収集とディスカッションに基づき、規制当局の期待に対する解釈に関する見解書を纏めたり、E&L試験のプロトコル構築支援及びレポートの評価を行うなど、技術の最先端の細部に亘ってサポートを継続しています。

Project # 1631:
PFS製剤設備新設に関するフィージビリティスタディ

プロジェクト概要

業務種別 エンジニアリング・サービス
施設タイプ プレフィルドシリンジ製剤設備(注射剤)
建設地 関西地区
プロジェクト総費用 中規模(30億円~50億円)
業務期間 2016年11月(1カ月)
業務範囲 フィージビリティスタディ(概念設計を含む)

当社が提供した業務の詳細

無菌医薬品製造施設を新設を目標とした、フィージビリティスタディスタディを実施しました。 顧客の要請により、指定された1カ月間の期限内に、顧客の要求レベルを満足する成果を達成するため、事前に成果物に関する詳細な協議を実施しました。

当社が本業務で作成した主な成果物は、以下の通りです。

・製造プロセスフロー(主要管理値を含む)
・バッチサイズ及び年間生産能力の設定
・生産機器/ユーティリティ機器リスト
・レイアウト案(ヒト・モノ動線図、清浄度区分図を含む)
・プロジェクト概算費用
・プロジェクト・マスター・スケジュール

本プロジェクトの顧客は、グローバル企業であるため、日米欧3極の規制要件に適合することは当然であり、更に顧客のグローバル基準を読み込み、これを満足する計画としました。

また、本プロジェクトでは、洗浄滅菌済みのネストタイプのプレフィルドシリンジ(PFS)を想定し、各種ハンドリング方法を検討の上、提案を行いました。 PFS充填ラインも含め、生産機器の計画においては、現時点で適正コストで導入可能であること、十分な導入実績を有し信頼性の高い機器であることを前提に、最高水準の仕様をとしました。 当社は、国内外の医薬品製造機器メーカとの長年に亘る信頼関係により、極めて高い情報収集能力を有しています。

極めて短期間に成果を求められる業務でしたが、当社の成果物は、顧客から高い評価を受けました。

Project # 1615:
バイオプラントの洗浄バリデーション

プロジェクト概要

業務種別 コンサルティング・サービス
施設タイプ バイオ原薬製造施設
業務期間 2015年~2017年

当社が提供した業務の詳細

バイオ原薬製造装置のUpstreamからDownstreamにかけて、CPCI*1との協業による新しいアプローチに基づく洗浄バリデーションの包括的コンサルティングサービスを提供しました。

リスクベースのアプローチによる全体計画の策定、ADE/PDEに基づく洗浄基準の設定、統計学を用いた洗浄能力評価等、FDAのプロセスバリデーションガイダンスや、EU-GMP Annex 15に示される、規制当局の最新の期待に応える洗浄バリデーションの実践を支援しました。
また、グローバルスタンダードに通用する洗浄バリデーション手法を構築したことに加え、洗浄工程中における製品の変性を考慮した洗浄評価等、より特異的な問題も取り上げ、バイオ原薬特有の問題解決にも取り組みました。

尚、この活動は、計画の初期段階から最終的なレポート化に至るまで、顧客、CPCI、当社の緊密な連携の下で行われ、当社はそのチームビルディングの要としても高い評価を頂くことができました。

*1:CPCI (Center for Pharmaceutical Cleaning Innovation)
クリーニングプロセスの開発及びバリデーションに関する世界的リーダーであるアンドリュー・ウォルシュ氏が設立した米国の非営利団体です。リスクアセスメントと統計学のクリーニングバリデーションへの適用に特化し、世界中の医薬品、バイオ、食品、化粧品、医療機器メーカーにコンサルティングサービスを提供しています。

Project # 1613:
バイオ原薬製造のGMP管理改善支援

プロジェクト概要

業務種別 コンサルティング・サービス
施設タイプ バイオ原薬製造施設
業務期間 2015年~2017年

当社が提供した業務の詳細

バイオ原薬製造の分野おいては、UpstreamからDownstreamに至るまで新しい技術の開発・導入が目覚ましく、世界的に見ると、その技術力を背景に、生産効率の向上に各社がしのぎを削っています。
また技術の発展に伴い、プロセス及び品質管理に関する新しい手法・コンセプトが生まれ、行政の製品品質に対する期待も変わりつつあります。
そのような状況の中で、グローバルな規制トレンドに対応するためのGMP管理の改善が、恒常的に求められるようになっています。

当社は、工程操作の詳細な分析に基づき、各種GMP管理システムの評価及び改善を支援してきました。
主なテーマとしては、製造プロセス及び製品の微生物管理戦略、ウイルスクリアランス、製造環境モニタリング、製薬用水の品質管理 等が挙げられますが、この他にも、より特異的なテーマに取り組み、顧客との強力なチームワークを背景に、グローバル対応の管理システム構築を進めています。

Project # 1510:
無菌製剤施設新設プロジェクトにおける基本計画策定

プロジェクト概要

業務種別 エンジニアリング・サービス
施設タイプ 無菌医薬品製造施設(高活性医薬品対応製剤施設)
建 設 地 中国地区
プロジェクト総費用 大規模(50億円超)
業務期間 2016年5月~9月(4.5カ月)
業務範囲 基本計画

当社が提供した業務の詳細

無菌医薬品製造施設を新棟として建設するための基本計画を実施しました。 対象医薬品は、無菌医薬品の注射製剤剤であるとともに、極めて生理活性の高い医薬品であるいため、高い無菌性保証水準の達成と、高生理活性物質を作業者へ暴露させないための、適切な封じ込め対策の両立が求められる、極めて難易度の高いプロジェクトでした。 

当社は、本業務のキックオフ・ミーティングの時点で、基本計画書提出までの綿密な業務遂行スケジュールを設定し、その計画通りに業務を遂行し、顧客との契約納期に遅滞なく業務を完遂しました。 
基本計画図書は、プロジェクト全般、或いは共通の要求事項を示す図書から、建築、建築機械設備、電気設備及び生産機器に対する個別計画書や図面によって構成されます。 基本計画の進捗に応じて、顧客に確認用図書を提出し、逐次確認を得ながら業務を進めました。 当社の業務遂行は、開始時点で完了までの打合せ開催日や、設計図書の提出日を含む詳細な業務遂行計画を立案し、このスケジュールに従い、予定と実績を管理しながら進めていくことにあり、常に顧客と、成果物及びスケジュールの進捗状況に共有することが可能です。

また、本プロジェクトは、当社のパートナー企業と共同で遂行しました。 当社の全体管理のもと、開始時に定めた明確な業務分担により、一切混乱することなく、業務を完遂しました。 このように、当社は経験豊富なパートナ企業のリーソースも必要に応じて活用し、業務を遂行します。 業務遂行並びに、成果物である基本計画書に対して、顧客から高い評価を受けました。